月別アーカイブ: 2019年5月

連弾

連弾をしてると毎回感じることがある。ピアノの前に2人座るととっても窮屈だなーとか、手と手がぶつかって弾きにくいなーとか。音楽の問題に入る以前に物理的な問題が多い。そもそも楽器というのは1台を1人で使うために作られているはず。それを敢えて2人で弾くのは何でかな?そういえばピアノ以外で連弾をする楽器ってあるのかな?ヴァイオリンで弓を持つ人と楽器を持つ人が別というのは見たことないし、フルートでも吹く人と指を動かす人が別なんてあり得ないし。打楽器・・ああ、マリンバならありそうだな。ということは楽器が大きいと連弾が成り立つのかー。フムフム。
ではソロには出来ないけど連弾に出来ることは何かな。うーん、ソロだって相当な迫力は出せるし、窮屈で無い分素早く動けるし、などとうじゃうじゃ考えていて気がついた。ソロはどんなに頑張っても10個の音しか同時に鳴らせないけど、連弾だと同時に20個の音(指10本×2人)を鳴らせるんだなあと。ソロ以上に厚みのある、多彩な音楽が作り出せるはず!うん、楽しくなってきた。窮屈でも頑張ろう!6月23日に向けて練習中。

ピアノの蓋問題

家での練習時、ピアノの蓋を開けて弾くかどうかはとても悩ましいところ。これまでは5センチくらいのちょい開けだったのですが、信頼する調律師さん曰く、「全開で弾くべき!」と、2台とも全開にして行きました。いやー、全然違います。よく聴こえます。音量ではなく、発音や粒、色、バランスなどなど、(ごまかしまで)ハッキリクッキリ!しかも生徒さんもガリガリ弾かなくなって良い傾向に。やっぱりピアノの在るべき姿というのは蓋全開なのですね。ちょっと部屋は圧迫されますが、しばらくこのままでやってみようと思います。